僕が唄うと君は笑うから
作品の良い点
- 短編ながらしっかりした内容
- 初期作品なので絵柄が大分違うが作者らしさは変わらずある
- 歌のみで気持ちを伝えるという演出が徹底している
作者:高屋奈月 |
出版社:白泉社 |
掲載雑誌:花とゆめ、別冊花とゆめ等 |
発売年:1999年 |
ジャンル:短編集、少女漫画 |
あらすじ:
高校1年の高橋厚士は、生まれつき口下手・無愛想な性質で「何を考えているか分からない」と女子生徒を中心に誤解され、「怖い人」というレッテルを貼られていた。そんな厚士だが、中学の同級生とバンド活動をしている。
バンドを始めたばかりの頃、ギターを担当している同級生・嵩の家で出会った嵩の従姉・中田杏のことが気になっていた厚士。杏は同い年で、同じ高校に通っていたが、中学2年頃からいじめに遭っており、卑屈な態度が身についてしまっていた。しかし中学時代、「気晴らしに」と嵩からバンドのテープをもらった杏は、そこから流れてきた厚士が作る歌に励まされており、以来、彼らのバンドを密かに評価しているのだという。そして、文化祭用の新曲に悩む厚士は、杏を元気付けられないかと曲を書き始めた。
併録作品
・Ding Dong
・Voice of mine
・Double Flower
・暗黒姫
Wikipedia参照
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