ひぐらしのなく頃に 宵越し編
作品の良い点
- 本編大災害後(おおよそ罪滅し編で詩音と葛西が死ななかった世界線)の物語
- 力強く迫力のある絵
- 登場人物たちがそれぞれの悩みに向き合い乗り越えていく姿が描かれている
- 詩音に宛てた「また生まれ変わっても双子がいいね」という魅音の言葉が、せつなくもカッコいい
原作:竜騎士07 × 作画:みもり |
出版社:スクウェア・エニックス |
掲載雑誌:月刊Gファンタジー |
連載開始:2006年連載開始 |
連載終了:2007年連載終了 |
巻数(全巻):全2巻(2巻~3巻) |
ジャンル:サスペンス、オカルト・伝奇 |
あらすじ:
昭和58年(1983年)6月に発生した火山性ガスの噴出により、一夜にして住民の大半が死亡・行方不明となった雛見沢村。その後もガスの噴出が不定期で観測されたため、村の一帯は厳重に閉鎖されていたが時代は平成へ移り、20年余りを経てようやく閉鎖が解除された。
大災害から23年が経過した平成18年(2006年)6月21日。乙部彰は掲載雑誌の記事を見て決意し、車で雛見沢の近郊を訪れる。雨の中、一人で車を離れた乙部は暗闇の中で車を見失ってしまい、ぬかるんだ地面に足を取られて崖から転落してしまう。そして、誰もいるはずのない村の方角から歩いて来た和服を着た謎の女性と遭遇する。その女性は自らを村の生き残り・園崎魅音と名乗り、乙部のことを昔の知人に似ていると言い意気投合。共に村へ行くこととなる。
乙部と魅音は誰もいないはずなのに灯りのついている古手神社の集会所で、やはり何かに惹かれるように雛見沢村を訪れた工・八重の2人、そしてフリーライターの荒川と遭遇。夜闇の中で集った4人の男女は、やがて数奇な運命に巻き込まれて行く。
Wikipedia参照
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ディスカッション
コメント一覧
キャラクター
8.50
ストーリー
8.00
画力
9.00
演出力・構成力
8.50
オリジナリティー
8.00
なつかしい良作
結構クセのある絵だけど、ひぐらしのなく頃にの漫画シリーズの中で皆殺し編の次に好きな絵だった
内容も罪滅し編に似た世界の未来の話で面白かった
魅音から詩音への「私たち、次も双子がいいね」は魅音と詩音の絆の強さをよく表していて良かった(本編の祭囃子編でな詩音から魅音へだったけど)
あの2人の関係性はやっぱり良いなぁ(色々悲劇的な面もあるけど
他の登場人物たちも不幸なすれ違いやら何やらで悲劇が起こったり、悩みや問題を抱えてたけど、魅音の導きによってそれらを反省して償おう・乗り越えていこうと成長していくのが良かった
難点は話が結構暗くてドロドロしているのと、ちょっと霊とか超常現象に頼りすぎていることかな?
ひぐらしらしいっちゃらしいけど