羊のうた

8.8

キャラクター

8.0/10

ストーリー

9.0/10

画力

9.0/10

演出力・構成力

9.0/10

オリジナリティー

9.0/10

作品の良い点

  • 破滅感や虚無感の表現が凄くて惹き込まれる
  • 複雑な人間関係とキャラクターの心理が巧みに描かれている
  • 賛否はあると思うが、全体を通して美しいと表現できる
  • 従来の吸血鬼ものとは少し違ったアイデアがよい
  • 読み終わった後の余韻が長く残る作品
  • 画風が作品とマッチしている
  • 重い雰囲気の物語にあっても憎むべき登場人物のいなかった

作品の悪い点

  • 作者が連載中に他の連載に手を出しなかなか進まない過去があった
  • 欲を言えばシリアスのみなので、少しでいいので笑いが欲しかった
  • 終盤の展開に賛否

 

作者:冬目景
出版社:スコラ
掲載雑誌:コミックバーガー → コミックバーズ
連載開始:1996年連載開始
連載終了:2002年連載終了
巻数(全巻):全7巻(6巻~10巻以内
全4巻(文庫版)
※スコラ版、ソニー・マガジンズ版、幻冬舎コミックス版がある
ジャンル:家族
あらすじ:

幼い頃に母親を亡くした高城一砂は、父親の友人である江田夫妻に預けられた。それ以来、一砂は父親に会うことなく江田夫妻の下で育ち、高校生になった今では正式に江田夫妻の養子になるという話も出ている。小さい頃の夢をよく見るようになったことを除けば、一砂は特に変わりばえのないごく普通の高校生活を送っていた。

そんなある日、一砂は同級生の八重樫葉の腕についた血を見て、奇妙な感覚に襲われる。そして、その感覚に導かれるようにかつて両親と暮らしていた家を訪れ、実の姉である高城千砂と再会する。そこで一砂は父親の死を告げられ、高城家の「病」のことを聞かされる。その病とは、吸血鬼のように発作的に他人の血が欲しくなり、理性をなくして他人を襲うという奇病であり、千砂自身もその病に冒されていた。この病は一砂にも発病する可能性があるが、男子は発病する確率が低いため、志砂により江田夫妻のもとに預けられていたのだという。

だが、既に一砂は発病していることを感じていた。一砂は再び千砂のもとに訪れ、そのことを打ち明ける。千砂は一砂に発作止めの薬を渡すが、変化を認めることを恐れる一砂は発作止めの薬を飲もうとしない。それを見た千砂は、自らの手首を傷つけ一砂に血を与える。同じ病に苦しみ、自殺した父親の面影を追い求め他人を遠ざけて生きる千砂と、大切な人たちを守るため他人を遠ざけようとする一砂。やがて2人は寄り添うように2人暮らしを始める。

Wikipedia参照

スポンサーリンク