スプリンター
作品の良い点
- 誰よりも速く走ることに己の全てをかけて、肉体と精神の極限へ挑戦していく登場人物達
- 所々に様々な狂気が顔を覗かせる、とても濃いストーリー
- 終盤、主人公を始めとしたライバルたちが、極限状態になり壊れていく様が衝撃的
- 短距離走をテーマにここまで壮大なスケールの話を描いた漫画はなかなか珍しい
- スプリンター達の精神世界という独特の設定・描写・テーマ
- 圧巻の主人公のラストレース
作品の悪い点
- 中途半端で煮え切らない終わり方
- 非常に危険かつ違法な特訓方法があるが真似してはいけない
作者:小山ゆう |
出版社:小学館 |
掲載雑誌:週刊少年サンデー |
連載開始:1984年連載開始 |
連載終了:1987年連載終了 |
巻数(全巻):全14巻(11巻~20巻以内) |
ジャンル:陸上競技、青春 |
あらすじ:
日本有数の大コンツェルン・結城グループ。その後継者候補として義父・結城豪太郎のもとで帝王学をしこまれる結城光16歳。そして、豪太郎の実の娘でありながら、父の援助を拒否して生きる、女子ナンバーワンスプリンター・水沢裕子16歳。まったく違う青春を選んだ二人だが、意地を張りあいつつも、やがて光と裕子は互いにひかれていく。
そして時を同じくして、コーチ・神野の強引な誘いに乗せられて、陸上短距離界にデビューした光は、100メートル走の世界へもどんどんのめりこんでいく―――
Amazon参照
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