ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-(ツバサ レザヴォア クロニクル)
作品の良い点
- 行く先々の様々な魅力的な異世界
- モコナが超可愛いくて1モコナ欲しくなる
- 仲間たちの微笑ましいやり取り
- とても凝ったデザインの綺麗なカラーイラスト
- 多彩で魅力的なCLAMPキャラクター達
- 色んなCLAMPキャラが出てくるため、他のCLAMP作品を知っている人にとってはちょっとニヤリと出来ることも…?
作品の悪い点
- 途中から内容が複雑で分かり難い
- 途中から一気に雰囲気が暗くなり仲間同士もギスギスするのが辛い
- xxxHOLiCなど他のCLAMP作品も読んでいないとたまに「?」となることがある
作者: CLAMP |
出版社:講談社 |
掲載雑誌:週刊少年マガジン |
連載開始:2003年連載開始 |
連載終了:2009年連載終了 |
巻数(全巻):全28巻+CARACTere GuiDE1・2(21巻~30巻以内) |
ジャンル:異世界系、冒険活劇、ファンタジー |
あらすじ:
玖楼国の姫・サクラと考古学者の卵・小狼は幼馴染。2人は身分に関係なく、互いに惹かれ合っていた。ある日、サクラに秘められた力を手に入れようとする飛王・リードの陰謀により、サクラの記憶は無数の羽根と化して異世界へ飛び散る。瀕死に陥ったサクラを救い記憶を取り戻すには、飛び散った羽根をサクラの体に戻すしかない。しかし異世界へ移動する力を何度も使えるのは、唯一、異世界にいる次元の魔女と呼ばれる人物のみだった。
玖楼国の神官・雪兎により次元の魔女(『xxxHOLiC』の壱原侑子)の元へ送られた小狼は、知世姫によって日本国から送られた忍者・黒鋼、自ら次元移動魔術を使ってセレス国からやってきた魔術師・ファイ・D・フローライト(通称:ファイ)と出会う。2人もそれぞれの事情により何度も次元を渡る力を必要としていた。次元を渡る力を得る対価は、3人でひとつの手段を共有し一緒に旅すること、それぞれの最も大切なものを渡すことだった。3人は条件をのみ、それぞれ最も大切なものを次元の魔女へ対価として支払う。黒鋼は破魔刀「銀竜」、ファイは魔力を抑える刺青、そして小狼はサクラとの関係性(サクラの記憶の中にある、小狼との記憶)。こうして異世界を渡り歩く能力を持つ生物モコナ=ソエル=モドキ(通称:モコナ)を得た一行は、それぞれの願いを叶えるために、異世界を渡る過酷な旅を始めることになる。
Wikipedia引用
|
ディスカッション
コメント一覧
キャラクター
9.50
ストーリー
7.50
画力
9.50
演出力・構成力
8.00
オリジナリティー
8.00
[良い点]
中盤くらいまで羽を求めていろんな異世界を渡り歩いて冒険していた頃は、それぞれの異世界がとても魅力的で、毎回登場するclampキャラ達も皆とても良いキャラで、「次はどんな世界に行くんだろう」「次はどのclamp作品のキャラが出てくるんだろう」と本当にワクワクした。
メインキャラ達も皆とても良いキャラしていた。黒鋼は強くて厳しくもどこか優しさのある正に男って感じで、モコナはマスコットキャラとして可愛く色んな場面を和ませてくれるし、真っ直ぐで一生懸命な小狼と、(最初はただボーっとしてるだけだったけど)それに寄り添って自分にできることを頑張ろうとする健気なサクラ、そして少し一歩引いた感じはあるけれど、そんな皆を見守って時にその器用さでフォローしてくれるファイ。とても魅力的なキャラ達だった。
カラーイラストをはじめとして、作中もとても絵が綺麗。さすがclamp先生。
[悪い点]
東京に行って以降からやたらと暗い雰囲気になって、仲間同時もかなりギスギスしてるし、終盤は時間関係とか諸々設定がごちゃごちゃしていて、何が起きているのか何が何だかよくわからなかった。holicも読んでたけどわかりにくかった。